空を見上げればチューブの中を自動車が走り、重力軽減アスファルトのおかげでまるで月面上のようにホイホイ移動できる、お手伝いロボットが家事一切をやってくれ、人々は体にぴったりとしたスーツを身にまとい、宇宙旅行に行っている。そんな未来。そんな21世紀…夢物語でしたなぁ。
　おかしいな、ドラえもんだとのび太が大人になった頃にはすでにそういうのが実現されてるはずなんだけど。
　そんな未来がやって来なければ、当然こちらの問題も解決されないわけです。説明不要だよね。出たんだよ。今年…もとい今世紀も！

　今日はあまりに天気が良かった。散らかった部屋を久しぶりに片付けた。２つの窓を網戸にして換気する。やっぱり新しい空気は気持ちがいい。たとえそれが都会の汚れた空気でも。
　土曜日は肉類の特売日。牛肉、豚肉、鳥肉が全品２割引である。豚のホルモンと豚コマ、そしてショウガ焼き用のショウガを買って来た。遅い昼はショウガ焼き定食だ。んめーんめー。
　ユニットバスの壁がちょっと黴びているな。カビキラーでＧＯ！　部屋も片付けてちょっとは広くなった。

　そんな昼間を過ごし、夜もふけ、そろそろ寝るべぇとユニットバスに入る。カビキラーの臭いがプンプンする。まずはそれをシャワーで洗い流す。顔を洗おうとしたとき、蛇口にかかっている垢スリをふと見ると…何か黒くて邪悪な動きが見られた。ぱぴょーん！とうとう出てしまいましたか。垢スリを開いてよく見る。やっぱりヤツだ。体長5mmのチビだ。
　昼間窓を網戸にしていたせいか？　焼肉をして呼び寄せたせいか？　でもまあいい。チビだったから。ブレーカーボックスを塞いでからはほんと、チビしか出て来ない。ブレーカーボックスの所が塞ぎきれてなかったのか、結局チビが出て来るのだから油断は禁物なのだが、それでもだいぶ気分は楽だ。ようやく駆逐対策の本格的効果が出て来たと言えないだろうか？　しかし今年の夏を乗り切ってみないと、喜んだ途端にデカイのが出ると言う事は何度も経験している事じゃないか。くわばらくわばら。

　ところでその5mmのチビをどうしたかと言うと、垢スリを振ってバスタブに落とし、慌てずにお風呂クリーナーをかけ、水を流して排水口に消えていただいた。登って来るんじゃねーぞ。

　う〜ん、対策、対策かぁ…。ブレーカーボックスのあたりをもう一度チェックしてみっかな？
　ともあれ今年もGKDの飽くなき戦いはつづくのであった…

　もう夏の様相をていしてきた感があるこの頃の天気。昨日は東京で31.1℃まで気温が上がったそうだ。
　ゴキブリが出てきそうないい陽気ですね。嫌な時候の挨拶である。

　出てきそうなご陽気どころかほんとに出て来たのだからシャレになんないのがお約束。疲れ目をこすりながらNHKスペシャル「宇宙」の第２回の再放送を見ていた時だった（本放送は見逃したのだ）。ふと、天井を見ると邪悪な動きが…パンパカパーン、今世紀２匹目です、おめでとうございます！
　っつっても体長5cmはあろうかというでかいヤツじゃなくて、いつものように5mmっぱかしのチビゴキなんだけどね。光の速さでエリエール（ちり紙）をTAKEし、そいつをやさしく包み込むと、クチャクチャに丸めて押しつぶして終了。

　侵入源なんてわかりまへん。こないだおとりとして放しておいたワラジムシがエアコンの後ろに消えていったので、ひょっとしたらエアコンの後ろにまだわずかな隙間があって執念深くそこを通ってヤツらも入って来ているのかも知れない。もしくはブレーカーボックスのわずかな穴か…？
　とにかく部屋の中で発生しているのでなく、壁の中のどこからか入って来ているのは確実だ。やはりこーゆー場合は根源を断たないといけないだろう。今週の土日にかけて壁の中にバルサン（もしくはアースレッドかフォグロンか）を焚こうと思っている。

　ユニットバスの天井を持ち上げると、部屋の壁とつながっている天井裏があるので、そこに仕掛けるという算段だ。おそらくは床下の通気口などを通じて外部からも入って来ているんだろうから、これで全てが解決するとはとても思えないが、何もやらないよりはいいかも知れない。うまくすれば他の部屋も含めた害虫駆除になるかも知れない。俺ってえらい？

　最初は天井裏にホイホイをしかけてどれだけかかるか調べようかとも思ったのだが、頭の上に手をのばして、ウジャピーたくさん入ってるホイホイを回収するのがイヤなので、それはやめることにした。なんってったって年に何十匹も侵入して来る大元のところだから、絶対ウジャピーたくさんかかるはずである。一匹かかってるだけでもイヤなのに、ウジャピーたくさんかかってたら…もう取れないぐらいかかり過ぎてたら…そう思うと鳥肌が立つのでやめることに決めた。

　ところで前から何度も話に登場している創価学会員のアパートの住人だが、ここ２ヶ月ほど部屋に帰っている様子がない。郵便受けは聖教新聞やエロチラシなどではち切れんばかりになっている。ドアの隙間にも郵便の不在配達通知や税金の督促状みたいのがたくさん差し込まれている。
　いろいろ迷惑を被っていた我々善良な住民からすれば、帰って来ないことはバンバンザイなのだが、部屋の中がどうなっているのかが心配だ。なんせ、おととしには住んでいるクセに化学薬品の臭いにも似たムチャクチャな臭いを半径30ｍにまき散らしていたヤツである。それがわずかばかりにも管理されていた手を放れたら…？！　せめてゴミをためたままでないことを祈るばかりだ。庭側からうっすらとスリガラス越しにうかがえる中の様子は、とてもそうは見えないので恐ろしいところなのだが…。
　ちゃんと会員の管理しろよな、創価学会！！

「黒光りするニクいヤツ」この言葉は夕刊フジのCMのキャッチコピー「オレンジ色のニクいやつ」を元ネタにした俺のオリジナルゴキブリ代名詞だ。であるのだが、最近この言葉を使っている人がちらほら見受けられる。Webで検索してみたんだけなんだけど、結構ヒットするのだ。これってやっぱりこのGKDを見て使うようになったのかな？　それとも誰でも思いつく言葉なのかな。

　Webで検索といえば、うちのサイトにどっからリンクを張られているのか時々調べている。ロック関連も多いけど、一番多いのがGKDに対してだ。リンク集として紹介している所、日記や会議室で“ここがおすすめ”として紹介している所、そしてもちろんゴキブリバスター系の仲間として紹介している所など様々ある。ちうわけで、逆リンク情報はほとんど掴んでいるので、悪いことはできないもんですね（笑）。なんのこっちゃ。

　そんなわけで、天井裏にバルサン霧ジェットをかけてみたが、効果があるかどうか？