Macの肝

Mitaka Plusとは？

Mitaka Plusは宇宙空間を自在に飛び回り、宇宙の構造などを見ることがことができるソフトだ。

もともと国立天文台４次元デジタル宇宙プロジェクトで開発され、無料で公開されているWindows版のMitakaを基に、使い勝手や機能の向上を目的として作られた派生ソフトだ。 Mac版とWindows版がそれぞれ作られている。

Mac版はMacOSX 10.3以降に対応したUniversal Binaryで、公式には10.4 Tigerまで動作確認されているが、筆者の10.5 Leopardでも問題なく動作した。 少々処理が重いので、できるだけ高速な環境が望ましい。

名前は国立天文台がある東京都三鷹市に由来している。

インストール方法

添付のReadMeファイルにもインストール方法は書かれているが、ちょっとややこしいのであらためて解説しよう。Mitaka Plus単体では使用できず、Windows版のMitakaのデータが必要となる。

1. Windows版のMitakaを国立天文台のサイトからダウンロード（ページをスクロールしたところにある最新バージョン）して解凍する。
2. 解凍されたmitakaフォルダを適当なフォルダ（たとえばアプリケーションフォルダ）に移動する。
3. Mac版のMitaka PlusをMitaka Plusのサイトからダウンロードして解凍する。
4. mitakaPlusフォルダ内にあるdataフォルダの中身（執筆時のバージョンではconstellationsフォルダとmitakaplus_splash.pngの２つ）を、2.のmitakaフォルダ内のdataフォルダに入れる。
   dataフォルダ自体を移動して、mitakaのdataフォルダを上書きしてしまわないように注意
5. mitakaPlusフォルダ内のMitaka Plus.appをmitakaフォルダに入れる。
   つまり同じmitakaフォルダ内に、Mac版のMitaka PlusとWindows版のMitakaが同居していることになる
6. Mitaka Plusで使わないWindows版のファイル（Mitaka.exe、Mitaka_VC.exe、mitaka.ini）は消してしまってもかまわない。
7. これで完了したので、Mitaka Plus.appを起動すればいい。