Macの肝

進化系iPod

iPod touchは音楽と画像のプレーヤーだった従来のiPodが、マルチメディア端末に進化したものだ。
iPhoneから携帯電話機能とカメラ機能を除いたものと考えてもいいだろう。

筆者が買ったのは第２世代（2Gと呼ばれる）のiPod touchだ。以下の解説はこのiPod touch 2GとiPhoneOS 3.xを前提に書く。

これがパッケージの中身だ。

ヘッドホンはiPodと同じものだ。音質はさほどいいほうではないので、必要であれば市販のものと取り替えよう。

画面拭きのクロス（布）が付いてくるところがアップルらしい配慮だ。

クイックリファレンスの小冊子は最低限の使い方を示したものだ。普段パソコンを使っている人ならだいたい直感的に使えると思うが、詳細はアップルのサイトからPDFのマニュアルをダウンロードするか、iPod touchのSafariにあらかじめブックマークされているiPod touch ユーザガイドを選んでオンラインマニュアルを表示させよう。残念なことにこのマニュアルはWi-Fiでつながっていないと読めないようだ。

表面はガラス製（写真は市販の保護フィルムを貼ってある）、背面は撮り方の都合で黒く見えているがiPod同様シルバーの鏡面処理がされている。

ホームボタンはアプリ使用中にホーム画面に戻すためのボタンだ。

スリープボタンを押して使用を終えるが、長押しすると電源オフのスイッチが表示される。スリープ中の電力使用量は少ないので、通常は電源オフにする必要はない。ちなみにスリープボタンを押しながらホームボタンを押すと、スクリーンショットが写真アプリのライブラリに保存される。

ヘッドホン端子が下にあるため、ポケットに入れる際に逆さにしなければいけないのが使いづらい。なぜこうしたデザインにしたのか理解に苦しむところだ。iPod同様上に付ければいいのに。

ミュージック再生中はスリープボタンで画面を消しても音はそのまま再生される。音量調節ボタンが付いているため、画面をタッチしなくてもいいのは便利だ。

ホーム画面

iPod touchの基本画面となるホーム画面だ。ここからアイコンをタップして各種のアプリを起動する。アプリの終了はホームボタンだ。

新しいアプリがインストールされるとここにアイコンが表示される。Safariのブックマーク処理から、表示しているWebページに直接リンクするボタンを追加することもできる。

ホーム画面は複数ページ持てるので、フリックすることでページを切り替えられる。１ページ目で右にフリックするかホームボタンを押すとiPod内を検索する画面が出てくる。

アイコンの位置は変更することができる。アイコンは長押しすると揺れ出すので、ドラッグすると位置が入れ替えられる。そのまま画面端に持っていくと次のページに移動できる。変更後はホームボタンを押すことで確定する。