お灸
お灸あなどれなし！
腰椎椎間板ヘルニアの手術後に残った腰痛に、自分で試してみて効果があったのがお灸だ。
専門の鍼灸治療院に行ったわけでなく、市販の「せんねん灸」なのだが、腰のツボに据えたところ、重だるかった痛みが軽減された。
もちろんその後腰痛がなくなったわけではないし、効果にも個人差があるだろうが、そんな高いものではないので、一度試してみる価値はあると思う。腰以外のためにも使えるし。
お灸は東洋医術
お灸ってお年寄りがやってるってイメージがあるかも知れないけど、若いスポーツ選手なんかが針治療と一緒にやっていることも多い。単なる民間療法じゃなく、仕事として始めるには資格が必要な、れっきとした東洋医術なのだ。
お灸というのは、熱によって軽いヤケド症状を起こすことで、体内の免疫力、自然治癒力を高めるのだそうだ。俺の腰が軽くなったのも、たまっていた痛みの物質が分解されたり、痛みの伝わりが遮断されたりしたためじゃないかと思っている。
お灸を据えるのは体のツボと呼ばれる場所だ。ツボは体のあちこちにあり、場所によってどこに効くかが決まっている。腰に効くツボが足にあったりということもあり、また一カ所だけではないので、説明書をよく読んで据えよう。
東洋医術の特徴として、じわじわ効いてくるというのがある。一度で効果がなくても、ある程度の期間（たとえば一箱分くらい）続けて効果を試してみるといいだろう。
据え方
せんねん灸は裏がシールになっているので、体に貼り付けてからマッチやライター、花火や火炎放射器など（って、オイ！）で火をつけよう。
燃えている時間は２〜３分で、徐々に熱くなってくる。熱さのピークのはそんなに長くない。
耐えられないほど熱かったり、痕が残っちゃったりしたら嫌だけど、せんねん灸はそこまで強くない。種類がいろいろあるので、ソフトタイプから始めればいいだろう。また、熱かったら無理せずに途中で取り外そう。
購入方法
お灸は薬局のほか、Amazonなどのネット通販でも購入できるので便利だ。ソフトで安いものから試してみよう。
